TECHNOLOGY OF

CHALLANGE
CHRONO III-S

創業15周年を祝賀して誕生した
クストスを代表する
ハイパフォーマンス・クロノグラフ

2005年のブランド創設から15周年を迎えたクストスは、これを記念して「チャレンジ クロノⅢ-S」を発表しました。

このシリーズは、スーパースポーツカーを彷彿とさせる高度なパフォーマンスとラグジュアリーなテイストを極限まで追求して誕生したチャレンジングなクロノグラフのコレクション。

立体感を極めたグラマラスなトノウ型ケースは異素材を複合させた多層構造を採用。

大胆なオープンワークが施された立体感溢れるダイアルは、造形のおもしろさだけでなく、優れた視認性を確保しています。

この新たなクロノグラフこそ、創業以来のクストスの哲学である「スポーティ」、「ラグジュアリー」、「エレガンス」という3つのスピリットを体現するモデルといえるでしょう。


NEW ERA WATCH DEVELOPMENT

最先端の素材と構造を駆使した
新時代の時計開発

20世紀初頭、小型のポケットウォッチ・ムーブメントを用いた腕時計が誕生した当時、その大半はラウンド型でした。しかし、やがて腕時計は腕時計としての個性とアイデンティティを主張すべく、レクタンギュラー(長方形)、カレ(真四角)、オーバル(楕円)など、多彩なフォルムを身にまとい始めたのです。

なかでも人々を魅了したのは樽のフォルムにヒントを得たトノウでした。しかし、100年以上も前の工作技術では、この個性的なフォルムに十分な防塵性と防水性を与えることは不可能であり、やがてトノウやレクタンギュラーなどの個性的フォルムは淘汰され、ラウンド型全盛の時代となったのです。このトノウ型が息を吹き返したのは1990年を過ぎた頃。工作機械の精度が向上し、高い精度での加工が可能になることで、トノウ型でも十分な防水・防塵性を確保することができるようになったのです。クストスの新しいクロノグラフ「チャレンジ クロノⅢ-S」も、その進化した技術を存分に駆使して生まれたモデル。最先端素材をふんだんに用い、これを精密加工することで、従来にない複合的な多層構造を実現。これによって圧倒的なボリューム感に溢れるスタイリッシュなフォルムと高度な機能性、そして高いデザイン性とラグジュアリー感を獲得することに成功したのです。

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TITANIUM GRADE 5

最高のパフォーマンスを約束する
グレード5チタン

「チャレンジ クロノⅢ-S」のケースの根幹となる部分にはグレード5と呼ばれるチタン素材が採用されています。軽量で強度と耐食性(錆びにくさ)に優れ、磁化せず、人体に触れてもアレルギーを起こさない金属として知られるチタンですが、実は組成によってさまざまな「グレード」が存在します。

大きくわけてグレード1から4までは「純チタン」と呼ばれ、クストスがケースに用いるグレード5は数種の金属を混合したチタン合金となります。その組成はチタン90%、アルミニウム6%、バナジウム4%、鉄0.25%、酸素0.2%となっており、物理的な特性は純チタンを圧倒的しのきます。しかもグレード5チタンの生産量は全チタンの30%程度とされ、主な用途はジェットエンジンのコンプレッサーブレードやロケットエンジンのケース、ヘリコプターのローターハブなど高い強度と軽さ、精密さが要求される航空宇宙工学の分野。つまりグレード5チタンとは、通常のチタンを凌駕する高い機能を持つ最先端の希少素材なのです。

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SMALL SECOND

立体感溢れるスモールセコンド

9時位置に設置された特徴あるスモールセコンドは、シチリアのシンボルマークである「トリナクリア(Trinacria 三脚巴)」のデザインを取り入れています。

「トリナクリア」とはギリシャ語で「三本脚」を意味し、それぞれの脚はシチリア島のメッシーナ、マルサーラ、パキーノという3つの岬を表しているといいます。つまり、「トリナクリア」とはシチリア島の形そのものを表現しているのです。

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ACCUMULATOR

視認性を追求した積算計

「チャレンジ クロノⅢ-S」にはその名称の通り、クロノグラフが搭載されています。

ケース右側面に設置された上部のプッシュボタンを押すことでセンターのクロノグラフ秒針が作動し、経過時間が12時位置の30分積算計と6時位置の12時間積算計に表示されますが、これら2つの積算計を縦に配置することで、経過時間を直感的に読み取ることが可能となっています。また、それぞれの積算計の針には蓄光塗料が塗布され、暗い状況下でも的確な視認性を確保します。

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POWER RESERVE INDICATOR

ハイパフォーマンスを支える
パワーリザーブインジケーター

ダイアルの3時位置に置かれているのは、ゼンマイの巻き上げ残量を表示するパワーリザーブインジケーターです。

パワーリザーブはインダイアルの左側の窓に数字で明確に表示されるデジタル式を採用。さらに同じインダイアルには日付表示の窓も設置されています。

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CASE

先端素材を用いた
ボリューム感満点のケース

ケース素材には前述の通り、グレード5チタンを採用。軽く強靭で腐食に強く、非アレルギー性という特徴をも併せ持つグレード5チタンは、腕時計のケースに、まさにうってつけの理想的な素材といえるでしょう。

SIDE GUARD

メカを守り個性を主張する
サイドガード

グレード5のチタン製ケースを核として、ボリューム感溢れるサイドガードとリュウズガードを組み合わせた複合的な構造が「チャレンジ クロノⅢ-S」の大きな特徴。

この構造を採用することで耐衝撃性を高めるだけでなく、異素材を用いることでラグジュアリー感を極め、持つ人の個性を際立たせるなどの特徴が生まれました。さらにケースとサイドガードは同じグレード5チタンを用いながら色合いを変えることで引き締まった印象と豊かなハーモニーをもたらすことに成功しています。

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INNER BEZEL

タキメーターを刻んだ
インナーベゼル

ダイアルを取り巻くインナーベゼルにはタキメーターが刻まれています。 タキメーターとは、簡単にいえば基準となる1kmを何秒で通過したかを計測することで、その間の平均時速を割り出す機能。つまり1kmを30秒で通過すれば時速120kmとなり、60秒で通過すれば時速60kmとなります。

「チャレンジ クロノⅢ-S」では、このタキメーターとサイドガード、クロノグラフ秒針の色をマッチさせ、ブルーのガードがついたモデルであればタキメーターとクロノグラフ秒針もブルー。レッドのガードのモデルであれば、タキメーターとクロノグラフ秒針もレッドというように、単に機能だけでなくデザイン性にも十分な注意がはらわれています。

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CROWN & PUSH BUTTON

カラーリングまで統一された
リュウズ&プッシュボタン

「チャレンジ クロノⅢ-S」のデザイン性の高さは、ケースに加わる側面からの衝撃を緩和するサイドガードおよびプッシャー、リュウズのカラーリングからも見て取ることができます。

たとえばブルーを基調とするモデルではプッシャーとリュウズ、インナーベゼルのタキメーター、そして付属するラバーストラップもすべてブルーを採用。同様にレッドであればこれらの部品もすべてレッド、イエローもすべてイエローの部品を採用し、それぞれのモデルのアイデンティティを際立たせています。

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HIGH FUNCTIONALITY DIAL

大胆なオープンワークが際立つ
高機能なダイアル

「チャレンジ クロノⅢ-S」のダイアルは、オープンワーク加工を大胆に取り入れた革新的なデザインが採用されています。

時刻読み取りの基本となるインデックスの1・5・7・11時には直感的な読み取りに貢献するアラビア数字を採用。その間にバーインデックスを配置しています。さらに時針と分針には逞しい印象のソード(sword)針を採用。「ソード」とは英語で刀の意味し、その鋭い先端があらゆる過酷な状況下でも確かな時刻の読み取りをサポートします。

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LUMINESCENT INDEX

抜群の視認性を約束する
蓄光インデックス

鋭い先端を持つ太いソード針を採用した時分針と個々のインデックスには、強い光を放つ最先端の蓄光塗料が十分に塗布されています。これにより「チャレンジ クロノⅢ-S」では、夜間や暗闇での視認性を確保しているのです。

INNER BEZEL

機能と個性を高次元で融合した

ラバーストラップ

スポーツウォッチに必須ともいえるラバーストラップも、「チャレンジ クロノⅢ-S」の特徴のひとつ。それぞれのモデルのカラーリングに合わせ、ブルー、ブラック、ホワイト、イエローという4つのカラーで彩られたラバーストラップが付属。立体的で強靭な構造を持つ、このラバーストラップのセンターのリブにはブランドを象徴する「CVSTOS」のロゴが刻まれています。

OPEN CLASP

簡易な操作で最高のフィット感を
もたらすオープン・クラスプ

通常、ラバーストラップというとオーソドックスなピンバックル式の尾錠を備えている場合がほとんどですが、クストスではここにプッシュボタン操作で開閉する両開き式のクラスプを採用しています。これによって着脱が極めて容易となり、腕への固定も確実なものとなるのです。

TUNGSTEN & TITANIUM GRADE 5

巻き上げ効率に優れた
タングステンと
グレード5チタン製ローター

レースカーのホイールを思わせる造形を持つ「チャレンジ クロノⅢ-S」の巻き上げローターには、グレード5チタンとタングステンが用いられています。特にローターの周辺部に固定されたタングステンは、非常に比重が重く、ローターに最適な素材です。

その比重は19.3。これは24K(純金)の比重19.32に匹敵するものであり、ウォッチ・ケースに用いられる18Kの比重14.84~16.12に比べ、圧倒的に重いことがわかります。

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waterproof

独創のケース構造がもたらす
卓越した防水性

異素材を大胆に用い、複合的な多層構造を採用した「チャレンジ クロノⅢ-S」ですが、スポーツウォッチに必須ともいえる防水性においても十分な配慮がなされています。

その防水圧は100m。これは日常生活はもちろん、アウトドアでのスポーツシーンにおいても、クロノグラフとしては必要十分な防水性といえるでしょう。これにより少々の雨や水の飛沫を気にすることなく、大胆に活動することが可能です。

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