REPORT
ROUND 1 OKAYAMA
04/04-05
天候に左右された開幕戦岡山
勝負に出た“LEON × CVSTOS”苦しいレースに終わる…
いよいよ2015年シーズンの幕開け。
会場である岡山国際サーキットは多くの来場者で溢れ、“LEON ×CVSTOS”のロゴがルーフ/フロントのボンネット/サイドドア/ウイングと各所に貼られたLEON SLSの前では、スタート前に多くの方が記念撮影を行い、マットブラックの車体がひときわ存在感を放っていた。
初日の予選は、Q1/Q2という2段階式のノックアウト方式で行われ、決められた時間内でのベストタイムで競い合う。Q1での上位13台がQ2に進む事ができ、Q2に進んだ13台で最終的に順位を決め、決勝グリッドのQ2の1位がポールポジションとなり、以下はQ2の順位の順となる。
Q1では治樹選手が挑み、3週目に1'27.510のベストタイムを叩き出し、最終順位を9番手として、Q2進出を決めた。Q2は尚弥選手が挑む。Q2に進出した13台のマシンが、2015年開幕戦のポールポジションをかけアタックを開始する中、うまくタイミングを計ることが出来ず、9番手のタイムでQ2を終了。決勝は9番グリッドからのスタートとなった。
決勝当日、朝から降っている雨によりフルウェットコンディション。路面状況は決して良くない。殆どのチームが、レインタイヤを選択する中、LEON SLSはドライタイヤを選択し、果敢に勝負に出る!
雨が降るのか降らないのか不安定な天候が続く中、路面とタイヤの状態がマッチングし始め、治樹選手はトップより速いラップタイムで走行を重ね、ベストタイムを更新していき30周目、1'34.738のベストタイムを出す。しかし、次第に雨が強くなり、走行するのが難しいコンディション。
38周完了の時点でLEON SLSは16位。ピットインしようとしていた45周目、悲劇が起こる!
コース上でスピンし動けなくなったと悲痛な無線が入ったのだ。そのまま再スタート出来なくなるかと思われたが、何とかマシンは再スタート。
LEON SLSは24位でコースへ復帰。
難しいコンディションではあるが、粘りと攻めの走りで周回を重ねていく。
たとえトップと7周離されていても、最後まであきらめず猛追するさまは、革新的な時計を生み出し続ける事に対し、妥協せず決して諦めないクストスのチャレンジ精神と大いに通じるものがあった。
LEON SLSはその後順位を1つ、また1つ上げて22位へ。 最終的にLEON SLSはそのまま順位を落とすことはなく、開幕戦岡山を22位で終えた。
今後のレース、CVSTOSとLEON RACINGは再度結束を固め、チーム一丸となり、表彰台を狙う!