REPORT
ROUND 2 FUJI
05/02-03
第2戦富士スピードウェイ
苦手とする富士で今シーズン初ポイント!
開幕戦の岡山の荒れた天候とは打って変って第2戦富士は天候にも恵まれ、絶好のレースウィーク。ゴールデンウィーク中ということもあり、来場者は2日間で国内GT開催史上最多の9万人を越え、熱気は最高潮に。
“LEON×CVSTOS”のロゴが刻まれた巨大なフラッグが、テントやピット内で存在感を放ち、多くの来場者の目を奪っていた。
予選のQ1は治樹選手が挑む。LEON SLSにとって富士はストレートスピードが伸びず、苦戦していたサーキットだったが、残り7分の時点で23番手を走行。
その後、11番手まで順位を上げ続け、5周目、1'37.558のベストタイムを叩き出し、LEON SLSは見事2番手まで順位を上げ、Q1を終了した。
決勝のスタートグリッドの順位を決める重要なQ2、尚弥選手が挑む。
周回を重ねるごとにベストタイムを更新し、4周目1'37.518のベストタイムを記録!
更なるタイムアップを試みるが厳しく、これ以上アタックしても順位が変わらないと判断し、尚弥選手はアタックを終了。その後、他車がベストタイムを続々と更新し、5番手へ順位を落としてしまう。結果、LEON SLSは予選Q2を5位で終了し、決勝を5位スタートとした。
決勝当日。
スタート時間が近づくにつれ、気温は上昇。路面温度も40℃近くになるなど、5月とは思えないコンディションのなか、決勝レースがスタート!
大きな順位変動はなく、LEON SLSは5位をキープする。
8周目から両クラスのマシンが交錯し始め、9周目、300クラスのマシンが1コーナー手前でバースト!炎を上げストップし、ストレートから1コーナー手前にオイルがまかれてしまいセーフティーカーが出されるなど、レース序盤から波乱の幕開けとなった。
マシントラブルや接触などによるペナルティーによって、順位が大きく動く展開の中、上位陣がピットインを開始。上位陣がピットインを終えた時点で、LEON SLSは2番手を走行していた。
39周目、LEON SLSもピットイン。
スムーズに給油、タイヤ交換、尚弥選手にドライバーチェンジを済ませ11番手でコースへと復帰する。尚弥選手はアウトラップに1'39.469のベストタイムを出し、着実に順位を1つ、また1つと上げていき、9番手まで順位を上げた。
その後も、前を走るマシンとの差を縮めていき、60周目辺りから上位陣が2度目のピットインを開始。LEON SLSは攻めの走りで65周目に3位まで順位を上げる。
74周目、LEON SLSは2度目のピットインを行う。
同時にピットインしたマシンと、どちらが先に出るかで順位が変わるという緊迫した状況・・・。迅速にピット作業を行うも、給油時間が相手の方が短く、悔しくも前に出られてしまう。だが、攻めの走りで、前を走るマシンを猛追していき、粘り強い走りで、7位をキープ。
その後も前を走るマシンとの差を縮める為にプッシュし続けるも、周回遅れのマシンが多く、差を縮めてはまた離されてしまう。
その後、単独走行となりLEON SLSは7位でフィニッシュ。
今回の富士500㎞はマシンの状態も良く、表彰台が狙えていただけに少し悔しい結果となったが、今季初のポイントを獲得した!
次戦は国内を飛び出し、タイでのラウンド。
“LEON×CVSTOS”の看板を背負ったLEON SLSがチーム一丸となり、表彰台に果敢に挑戦していく。