REPORT

ROUND 8  MOTEGI
11/14-15

第8戦 ツインリンクもてぎ
ガチンコ勝負の最終戦。チームの強さを確信。

11/14(土)　公式練習　気温11℃　路温13℃　天候雨　路面ウェット
2015年のスーパーGTはこれが最終戦となる。このレースでは各車加算されていたウェイトハンデが降ろされ、最終戦は全車ハンデなしのガチンコ勝負となる。
分厚い雲が雨を降らせる中、LEON x CVSTOS SLSチームは10番手で公式練習を終えた。
ツインリンクもてぎの特徴のストップアンドゴーでは、瞬発力のあるハイブリッド車両やコーナリングを得意とするJAF-GTマザーシャーシ勢が速い。

公式予選　Q1　気温13℃　路温16℃　路面ウェット
セッションを通して大きなアクシデント等はなく、残り時間が少なくなっても各車アタックを続け、Q1突破の条件である13番手を隔てて激しい戦いが繰り広げられた。
車両が通過する度タイムシートが変動する激しい予選のなかでLEON x CVSTOS SLSは1'59.041のタイムで12番手。蒲生選手は前戦の屈辱を晴らしQ1突破となった。

公式予選　Q2　気温13℃　路温16℃　路面ウェット
蒲生選手からのインフォメーション・路面状況を考慮し、マシンに微調整を施し黒澤選手はQ2へ向かう。
黒澤選手も懸命にアタックを続行するが、思うようにタイムを縮めることが出来ず、ハンドル操作が利かないほどの雨にこれ以上は危険と判断し、アタックを終了する。結果、2周目のタイムがベストタイムとなり、明日の決勝は10番グリッドからのスタートとなる。

11/15（日）フリー走行　気15℃　路温15℃　路面ウェット
スタート前のウォームアップ走行では、路面も乾き始めドライタイヤも考えられる状況。
ほぼ全てのチームがウェットタイヤを装着する中、LEON x CVSTOSチームはあえてのドライタイヤでの走行を実施。
トップタイムはウェット勢となったが、決勝レースに向けて重要な判断材料を手にすることが出来た。

決勝　気温20℃　路温20℃　路面ウェット→ドライ
2015年最後のレースは通常よりも50Km少ない250kmで行われる。
読めない天候・刻々と変わる路面状況。奇しくも開幕戦の記憶と重なる。
各チーム、タイヤ選択が決まらない中、レース開始20分前に突然の雨となり、全車ウェットタイヤでのスタートとなった。
ファーストスティントの黒澤選手は安定感のあるスタートで、ポジションをキープ。
序盤、タイヤを労りながら走行し順位を落とすが、着実に周回を重ねる。
雨雲が晴れ、時より見える日差しの中、徐々に路面は乾いてゆく。
エンジニア・黒澤選手の判断により19周目滑り込むようにピットイン。ドライタイヤへの交換、給油、ドライバー交代。スムーズなピット作業で蒲生選手をコースへと送り出す。
スピン・コースアウトをする車両も出始める中、LEON x CVSTOSは順調に周回。ピットアウトからの5周後、アクシデントが発生したためセーフティーカーが導入されてしまう。
7番手を走行し、さらにジャンプアップをうかがうLEON x CVSTOSであったが、これを機に上位と半周以上のギャップを築かれてしまう。
レースが再開され、ベストタイムを叩き出しながら順位を2つ上げ5位へと順位を上げる。
その後、上位との距離は縮めることはできず、LEON x CVSTOSは今期最終戦を５位でチェッカーを受けた。
LEON x CVSTOSは年間ドライバーランキング9位・チームランキング7位で今期を締めくくりました。
ご声援いただきました皆様、本当にありがとうございました。