2025年、創業20周年を迎えるCVSTOS＜クストス＞は、高級機械式腕時計の枠を超え、メキシコの伝統と革新を体現する芸術品、Tequila Barajas＜テキーラ バラハス＞とのコラボレーションを発表しました。両者の共通点は、“伝統と革新の融合”という理念にあります。クストスは、スイスの時計製造の伝統に先端技術を融合し、革新的なデザインを生み出し続けています。一方、テキーラ バラハスも、メキシコの伝統的な製法を守りながら、現代のテイストを取り入れ、特別なテキーラを創り出しています。この共鳴から誕生したのが、限定モデルの「チャレンジ ジェットライナーⅡ P-S オートマティック」です。

航空機の構造美と軽量性を追求した「チャレンジ ジェットライナーⅡ P-S オートマティック」は、ステンレススティールケースにネイビーブルーコーティングを施し、18Kレッドゴールドパーツがアクセントとなっています。12時位置にはテキーラ バラハスのロゴが配され、クラシックな色調に現代的なエッセンスを加えることで、両ブランドの革新的なチャレンジ精神が表現されています。

古典的な技術の応用と最先端のテクノロジーは、時計の内部においても発揮されています。スモールセコンドの立体的なメカニズムを実現させるため、ムーブメントには計算された設計がなされています。大型のスモールセコンドを、違和感なく駆動させるため微弱な永久磁石で安定させる新技術を搭載させています。これは時計をどの角度から見ても安定的な動作環境を作り、美しく立体的に魅せる為のこだわりです。通常では機械式時計には使用されない“磁力”を内部に取り入れ、技術革新への挑戦を行っています。
ラテン語で“時の守護神”を意味するクストスは、2005年、高級機械式腕時計の聖地とも言われるスイスにおいて、未来への伝説を創り出すという若き熱意が融合し誕生しました。その時計づくりは、高級機械式腕時計に新たな価値を吹き込むことを信念としています。ほぼすべてのプロダクト名に“チャレンジ”という言葉が入るほど、挑戦することをブランドのDNAとして掲げてきました。その作品は、先端素材と洗練されたデザインを高次元で融合し、複雑な構造を持つスケルトンウォッチは時計づくりの歴史に大きなインパクトを与えています。

テキーラ バラハスは、1997年にヘラルド バラハス氏によって設立されたテキーラブランドです。伝統的な製法と革新的な技術を融合させ、至高のテキーラを生み出しています。最もハイエンドなExtra Añejo（エクストラ・アニェホ）は、バーボン樽で3年間熟成され、バニラの甘さやトーストしたキャラメルの香り、ドライフルーツの微妙なヒントなど、複雑な風味が特徴です。手作業で制作される、メキシコの伝統的な陶器技法セルビン焼きのボトルでも知られています。テキーラづくりはもちろんのこと、ボトルの絵付けに至るまで人の手により行われており、その味わいと美観の美しさにより「ただのテキーラではなく、メキシコの芸術である」と称されています。

このコラボレーションをさらに特別に演出するため、テキーラ バラハスはクストスのために最高級のExtra Añejo（エクストラ・アニェホ）を収めたスペシャルボトルを制作しました。歯車や飾りネジなど、クストスの腕時計づくりに欠かせないディテールが、ボトルデザインに織り込まれています。これらはメキシコの伝統技法であるセルビン焼きによって形作られ、職人の手により一点一点丁寧に仕上げられています。限定モデルのオーナーには、この特別なスペシャルボトルが贈られます。

クストスとテキーラ バラハス、二つのブランドは、伝統を受け継ぎながらも常に革新を求めるスピリットを共有しています。時を超える情熱と芸術の結晶ともいえるコラボレーションが、次の時代を切り拓きます。